《すれ違う僕ら》オリバーとの溝が発生した〜オリバーinブラジル〜


どうも、旅丸shoです。

2013年5月13日から世界一周の旅をはじめました。
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今日はとっても暑い日だった。
外に行くのも嫌になるくらいの暑さ。
マナウスで特に何かをしたいから残っていた訳でもないので、こんな日は宿でゆっくりブログでも書いたり、ベネズエラの情報を調べたり、写真をアップロードしたり…

そんなつもりでベネズエラ行きを遅らせたのだけれども、宿のWi-Fiがまったくつながらない状態。
昨日チェックインした時に18時に修理の人が来ると行っていたが来ず…
次に聞きに行った時に20時に修理の人が来ると行っていたが来ず…
結局今朝も治っておらず…
次は13時に修理が来ると言っていたが結局来なかった。


宿を移ろうかとオリバーさんと話をし、ネットを開く為に暑い中外へWi-Fiをひろいに出かける。
日曜日でどこのお店も閉まっているため、宿から離れた場所までネットをひろいに行かないといけない。

1分歩くだけで汗がにじみ出て

5分も歩けば身体中が汗でべとべと

でも宿を探さないといけないので外へ出る。


オリバー『ねぇ、今日ダニエルがパーティーあるって言ってるけど行かない?』

きっかけはこの一言だった。
僕はとにかく宿をとっとと探してしまいたかった。
オリバーも宿を探すつもりで僕と一緒についてきたはず。

けど、オリバーは宿を探していなかった。

sho『いかへん。』

僕はそう伝え、Wi-Fiの電波が強く拾える場所へ移動し、再び宿を探す。

オリバーが僕の横にやってきて、ホテルを探し始めた。
多分、僕が少々不機嫌になっているのが伝わったんだろう。
そして、それがオリバーのせいだった事を彼はわかったんだと思う。

オリバー『ないね。いい宿』

そう。
マナウスに宿はたくさんあるのだけれど、だいたいどこも一泊50レアル程した。
もちろん、中心地から離れたり、エアコン無し等にすればもう少し安く探せるのだけれども、それでも40レアル程。
そう考えると、今の宿は40レアルで中心地、しかもエアコンがついてるというとてもいい条件。
それよりいい条件の場所なんてなかった。

sho『エアコン無しで35レアルのところあるね。こっから600メートルくらい』

オリバー『そうだね。どうする?』

sho『オリバーどうしたいの?』

オリバー『shoに任せるよ』

何かを決める時、たいていオリバーは僕に任せると言ってくる。
なので宿や食事などは僕が決める事が多かった。

sho『昼ご飯食べてから宿に戻って、それでも治ってなかったら移動しようか』


僕らは昼ご飯を食べに出かけた。

日曜日でお店はどこもやっていない代わりに、フェイラ(露店市場)がやっていた。



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時すでに遅し。
フェイラのほぼ全部が撤収作業中。
14時前だというのにもう閉店作業。
ブラジルの店じまいする時間はとても早い。


一件だけ屋台を見つけた。

オリバー『ここにする?もっと先に行く?』

sho『今日日曜日だよ?他の店多分開いてないと思う』

オリバー『じゃあここにする?』

sho『うん。』

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やっと見つけたお昼ご飯。
でも、ほぼ売れ残り。
肉はすでに硬くなっていて、ご飯もパサパサ。
満足できるようなものではなかった。



お昼ご飯を食べてから宿に戻る。
これでWi-Fiがなおっていればそれで問題解決。


しかし

やっぱりWi-Fiはまだ治っていない。
宿を移る方がいい。


けれど、まだ外はとても暑い。
なので夕方、ベネズエラ行きのバスチケットを買いに行く時に移動予定の宿を見に行く事にしようとなった。



オリバーと話さないまま時間はすぎた。


16時。

そろそろ日も暮れてきて、昼間よりも暑さはだいぶましになっている。
よし、バスターミナルまで行こう。

部屋を出てレセプションを通る時に、Wi-Fiの工事の人がきていた。
ひょっとしたら今日治るかもしれない。
そう思い、僕らは宿を移るのを少し考え直すことに。


バスに乗り、バスターミナルまで行く。


oliverIMG_7802.jpg  前回、イエローカード(黄熱病の予防接種を受けたという証明書)を持ってきていなかった為購入できなかったベネズエラ行きのチケット。


今回はイエローカードもパスポートも持ってきた。

けれど、イエローカードの表紙を見ただけでカウンターの人はバスのチケットの発見作業を進めていった。
なんだ、結局中身は何も見ないのか。
それなら写真でも良かったじゃないか。


シートを決める時、カウンターの人が
『9.10でいい?』

と聞いてきた。
僕はブラジルのバスに乗る時、基本的には後ろの方の席に座るようにしている。
理由はいくつかあって、
①前方から埋まっていく事が多いので、後方の席だと一人で二席使える事が多い。
②前、もしくは後ろ、もしくは両方に乗客がいない事が多く、リクライニングしやすい。
③充電する為の電源が後方に設置されているバスが多い。


なので今回も僕は後方の席に座りたいことを伝えた。

オリバー『なんで前は嫌なの?』

僕はさっきの理由を伝えた。

オリバー『でもいっぱいになるかもしれないよ?』

確かに。
いっぱいになるかもしれないけれど、今のところ前の三分の一が埋まってるだけやから後ろの方は埋まらない可能性もある。

そういう訳で僕は後ろの席に移動することに。
なんだかオリバーは納得がいってなさそう。


こういう所は多分細かいニュアンスになるのかもしれない。
日本人旅人同士だったら、細かいニュアンスの部分まで伝えきれるのに。
母国語を英語としない僕らが本当の本当に伝えたい部分までを伝えきるのは少し難しく。


正直何度かそういう事はあった。
伝えたいけど伝わらない。
もちろん伝えようとは努力するけど、100%伝えきれていない。


その事が僕とオリバーの距離を少しずつ離していった。



帰りのバス停。

バスはなかなかこない。
オリバーは椅子に座ってる。

『もう少しだけつめてくれた僕も座れるのにな』
そんな事を思ったりもした。

けど、それを口に出すのもなんだかできそうにない。
いつもなら

『ちょっとつめてー』
って言えるのに、なんだか今日は言いだしづらい。


別に喧嘩をしたわけじゃない。
お互いがお互いの事をまだよくわかっていないからこそ発生するすれ違い。
そんなものは誰といたって発生するもの。

僕はドイツ語がわからないし、オリバーだって日本語がわからない。
僕らをつなぐ言葉は、お互いが完璧ではない英語。
そりゃ分らないことだってあるし、言いたいことを言えない時だってある。


宿に帰るとWi-Fiがつながっていた。
僕らは宿を移動する必要がなくなった。
エアコンが効いた部屋でネットができる。
それだけでもストレスがだいぶ減っている気がする。



オリバー『良かったね。 shoが喜んでるように見える』

そうかもしれない。
なんだかわからないけど、昼間から気まずかった雰囲気の僕ら。

マナウスの暑さ、日曜日でどこも店がやっていない不便さ、Wi-Fiが繋がらない状況、言葉の壁…

そんなものが一気に押し寄せて、いつもとは少し違う感じだった。



ネットが繋がりアマゾンで過ごした時の写真をアップロードしている途中に、オリバーが部屋からいなくなった。


時間は19時。

オリバーが部屋から黙って出て行ってから30分程たった。
どこにいったのかなぁと思い宿の中を歩いていると


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キッチンに立つオリバー。
晩ご飯の準備をしているみたい。

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僕が知らない間にジャガイモは茹でられており、皮もむいた状態になっていた。

oliverIMG_7808.jpg  ラスクのような状態だったパンは粉々に砕かれており



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パン粉へと変わっていた。




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細かく刻んだ玉ねぎを炒め、茹でたジャガイモをスライスし鍋に入れていく。




oliverIMG_7810.jpg  薄くスライスされた四切れの牛肉。




oliverIMG_7811.jpg  塩と胡椒で下味をしっかりつける







oliverIMG_7812.jpg  溶き玉子に浸してからパン粉をつけ





oliverIMG_7813.jpg  揚げる





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二枚同時




僕の目の前には




oliverIMG_7815.jpg  ドイツの名物料理である"シュニッツェル”があった。
オリバーがカルボナーラを作った日、僕らはこんな会話をしていた。



sho『オリバー料理上手だねー。ドイツ料理も作るの?』


オリバー『ドイツ料理はあまり作らないよ』

sho『そうなんやー。僕が知ってるドイツ料理は…カリーヴルストやろ…ザワークラウトやろ…あ、あとシュニッツェル。シュニッツェルってドイツ料理??』

オリバー『シュニッツェル!!ドイツ料理だよ。簡単に作れるよ!』

sho『へー。揚げてるからめんどくさそうやのになー。俺揚げ物するのめっちゃ苦手』

オリバー『じゃあ、いつかシュニッツェル作ろうね!!』

sho『おー!!いいねー!!!シュニッツェル食べたい!!!』



僕らはこんな会話をしていた。


オリバーは多分僕との今日の気まずい時間をどうにかしたいって思ってたんだと思う。
その方法がシュニッツェルだって思ったんだろう。
僕とのサンルイスでの会話を思いだして。


別に喧嘩をしたわけじゃない。
お互いがお互いの事をまだよくわかっていないからこそ発生するすれ違い。
そんなものは誰といたって発生するもの。


その通り。


喧嘩した訳じゃない。
少しのすれ違い。
言葉がうまく伝わらない事で生じたすれ違い。



けど、ひょっとしたら取り返しのつかないくらい大きなすれ違いになっていたかもしれない。

最初は少し道がそれただけだったかもしれないけれど

それた道は軌道を修正しないとずっとそれたまま

むしろ進めば進む程それていく

そしていつかはまったくわからない場所にお互いがいる。


オリバーは軌道修正をしてくれたんだと思う。
シュニッツェルで。


いや、これはシュニッツェルじゃない。
シュニッツェルは豚肉か仔牛で作るもの。
正確に言えばカツレツなのかもしれない。


けど、オリバーが考えて作ってくれたシュニッツェル。
ブラジルのマナウスという街で見つける事ができたものを使って作ってくれたオリバーのシュニッツェル。



僕はこの味をずっと忘れたくないって思う。

少しニンニクのにおいがする濃いめのオリーブオイル
小さいフライパンで一気に二枚も揚げたから温度が上がりきらずべたべたになったパン粉
豚肉や仔牛の肉と違い、噛み切りにくい牛肉
付け合わせに添えられていた、少し焦げた玉ねぎとジャガイモの炒め物




僕はこの味をずっと忘れたくないって思う。


この日朝から一度も笑えなかった僕がはじめて笑えた気がした時の味だから。


201607124.png
僕がイライラしてしまったばっかりに。
オリバーにも気を使わせてしまったね。


arigatouoive.png

明日からも一緒に旅をしような。
そして、明日は今日言葉を交わせなかった分、たくさん話をしような。

だって僕らは親友なんやから。


本日もありがとうございました!! 

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2 Comments

くりきんとん  

オリバーいい奴すぎる。
こんないい奴日本にもそんなにおらんのちゃいます?!
100%言葉で思いが伝わらん分、イライラしてしまうこともあるけど、行動で気遣ってくれるって何か感動しますね。
イケメンで気遣いできるって、オリちゃんポテンシャル半端ない(笑)

2016/07/19 (Tue) 22:34 | EDIT | REPLY |   

sho  

☆くりきんとん☆

オリバーまぢでええやつ。
ほんまにすごいおとこまえ!!
くそー!!!

あの気遣いができるところがオリバーのええところなんやろなぁ。
あー、あいたなってきたから東南アジアいこかなw

2016/07/20 (Wed) 09:41 | EDIT | REPLY |   

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