僕を蹴った男を訴える。けれどそれでいいのか僕は考える。

**本日の内容**
・男を訴えるべきか、どうなのか。。
・心優しい中国人



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8月8日
〜ワンダ→成都〜

僕は乗務員の言葉が終わる前にこう言った。


sho『警察に連絡をするならそれでもいい。

ただし、成都に帰ってからきっちりバスの会社と乗務員、そして僕ら。

いや、まだ人物が必要です。

僕を蹴ったあの男。

僕はあの男を訴えます。

そしてあの男をこのバスに招き入れたこのバス乗務員も訴える。

僕のすねはまだ痛い。

成都に帰ったら病院へ行き診断書をもらう。

そして、警察にもいく。

もし警察がバスの運賃を払うべきだと判断したなら僕らはそのお金を言われた通りに払います。

ただし、僕を蹴った男とバス乗務員を訴えるのは別の案件です。

傷害事件として僕は必ず訴える。

僕らには証拠だってある。

写真もあるし、ビデオも撮っている。

警察を呼びたいなら好きにすればいい。

ここで呼ぶならそれでもいい。

ただし、成都に戻ってからは僕の好きなようにさせてもらう』


僕は乗務員にもわかるように、警察という単語、そして病院という単語、それと訴えるという単語を中国語で話をした。

人間というのは、一部分がわかると全体を知りたがるもの。
だからあえて僕は中国語と英語をおりまぜながら話をした。


sho『僕を蹴った男もここに連れてきてほしい。

あいつにも自分が訴えられるという事を教えてあげたい。

誰かに暴力をふるうという事は、それ以上に自分に何かがふりかかるという事を知らせてあげたい』


彼女は僕が伝えた事を中国語にして乗務員に伝えた。

すると乗務員は

乗務員『ごめんなさい。あなたを蹴った事は私が謝ります。だから警察には行かないでほしい。あの男は俺も誰だかわからない。』


そう僕に中国語で伝えてきた。
僕は彼女を介さずに中国語で伝えれるだけ伝えようとした。

sho『いえ、許すつもりはありません。僕が訴えるのは僕を蹴った男。そしてあなたです。

あなたが彼を知っているかどうかは関係ない。

けれど、乗客でもない男がバスに乗ってきて、僕に暴力をふるっているのをあなたは止めもしなかった。

あなたと彼が一緒に写っている動画もあります。

あなたが彼を止めていないのもわかる。

僕は成都に帰ったら病院へ行く。

蹴られたすねを治療してもらう。

治療費の請求先はあの男?あなた?それともバスの会社にしておきましょうか』


乗務員『ごめんなさい。警察には行かないでください。あの男の事はほんとうに知らないんです。

バスの運賃は不要です。成都まで連れて行きます。

このままバスに乗っていてください』




sho『お金の問題なんてもうどうでもいいんです。

もちろんバスの運賃を払うつもりはないけれど、それは警察が僕らが払うべきだと言えば払います。

ただし、暴力の事は事件にします。

僕は一切暴力をしていません。

絶対に裁判をしたとして勝つのは僕です。

僕はあなたもあの蹴った男も許すつもりはまったくありません』




車内は静まり返っていた。
さっきまで僕を笑っていた中国人達。
僕の中国語は正しくはなかったかもしれない。
けれど、僕の本気さは伝わっていたはず。
そして、文脈から僕が何を言っているかも伝わっていたはず。


バスの乗務員はなんどもごめんなさいと僕に言ってきた。
そして自分の席へと戻っていった。


僕は女性にお礼を言おうと思った。


sho『あなたが英語を話してくれたおかげです。ありがとうございます。

僕は学生の頃に中国に留学をしていました。

その時僕は中国がとても好きでした。

たくさんの友人がいて、毎日中国人の友人と遊びにでかけていた。

僕は中国が好きだったんです。

けれど、今日その気持ちは変わりました。

僕は中国が嫌いです。

いや、もっと前に中国の事が嫌いだと思っていたかもしれません。

けれど、中国に留学をしていた時代、楽しかった時代の事を思い出して、好きでいようと思っていたのかもしれません。

外国人に対してこんな扱いをするのが中国の文化なんです。

僕が知らなかった中国を知る事ができました』


彼女に伝えた所でどうもならない。
そんな事はわかっていたけれど、僕はどうしても伝えておきたかった。


女性『ごめんなさい。中国人はまだまだ人によっては考え方がよくない人がいるのは事実です。

嫌な思いをさせてごめんなさい。』



sho『いえ、あなたのような人がいてくれるから、僕は中国を好きでいたいって思うんです。

僕には中国人の友人がたくさんいるし、彼らはとっても親切だから。

彼らはとても日本人に対して好意的です。

けれど、今日の出来事は反日的な感情があるからなのかと思うと。

ただ、日本も同じなんです。中には中国の事をよく思っていない日本人もいます。

それはきっと昔からの関係が影響してるんだと思うけれど、今大切な事は昔の事じゃないって僕は思いたいんです』


彼女は席に戻った。

そしてバスは走り出した。


すねはまだ痛む。
蹴られたあとも残っている。
念のため写真に撮っておくか。
もっとも何かしらの証拠になるかどうかはわからないけれど。
けれど、ネベブーが持っている写真と動画。
それに僕は乗務員との会話を録音していた。


けれど僕は考えていた。


“本当に彼らを訴える事が良いのかどうか”

バスの乗車賃の事なんかはどうでもいい。
警察が法的な観点から考慮した上で払えというならば払う。
もちろんしゃくに触るけれど。
それは仕方ない。


暴力をふるった男。
そしてそれを知っていたにも関わらず止めなかった乗務員。


僕は自分が嫌な目にあったから、彼らにも同じように痛い目にあわせてやろうという気持ちで訴えようとしているんじゃないだろうか。


けれど、蹴られたのは事実。
気持ちの問題ではなく、実際に僕は怪我をしている。
もちろんそんなに大きな怪我ではないけれど、怪我の度合いは関係ない。


訴えるのが正解なのか。
訴えないのが正解なのか。


乗車賃がただになるんだからもうそれでいいじゃないかという気持ち。
蹴られた代償が乗車賃タダになるくらいなんて安すぎるだろうという気持ち。
あいつらを痛い目にあわせてやろうという気持ち。
大嫌いな中国人に一泡吹かせてやろうという気持ち。


けれど、中国の事を100%嫌いになれていないという気持ち。



僕の頭の中はどうしたらいいかわからなくなっていた。


次の休憩の時にとりあえずバスのナンバー、そしてバス会社の写真を撮っておこう。


バスのナンバー。



バス会社。



次は…何か撮っておくべきものはあるだろうか。
そう思っていると


女性『これは梨です。中国の梨はとっても甘いんですよ。私には日本人の友人がいます。彼女はとても甘い梨が好きです。
中国人はどっちかというと甘いものよりも少し酸っぱいものの方が好きですけど。』


さっきの英語を話せる女性だ。
今度は英語ではなく中国語で僕に話しかけてきてくれた。


sho『僕も梨は大好きです。ありがとう。日本では梨は暑い夏には食べれないから。嬉しいです』

僕は彼女に中国語で伝えた。

女性『これは鳳凰梨っていう名前なんです。あなたが梨を好きで良かった』

彼女はそう言ってくれた。


その時僕は決めた。



“訴えるのはやめよう”


僕はきっと彼女がここで話しかけてくれなかったら本当に訴えていたと思う。
今考えてもおかしい話だし、腹もたっている。


けれど、僕はまだ中国が嫌いじゃない。
彼女のような人に出会えるから。

全員が敵じゃない。
今日知り合ったばかりの人でも僕にこんなに優しくしてくれる人がいるんだから。


僕はまだ中国を好きでいたい。
今はまだ無理かもしれない。
好きだなんて言えない。



けれど、嫌いとも言いたくはない。


僕は中国を嫌いになりたくない。


文化なんてまったく日本とは異なる。
正直腹が立つ事だってある。
バスの隣のおじいさんは車内だというのに痰を床にはく。
車内でタバコだって吸っている。
電話だってスピーカーの音量を最大にしてとても迷惑だ。
バスの車内の人間は僕の事を冷ややかな目で見ている。


正直居心地は最悪だ。



けれど、嫌いになりたくない。


彼女のような人がいるから。
それだけが中国を好きになろうとする理由になったって構わない。
いつか中国の人が彼女のような人ばかりになってくれたらそれでいい。


中国人はやっぱりまだまだ閉鎖的な人種だ。
外国語を話す事なんて全体的に見れば日本人が外国語を話すよりもありえない事かもしれない。


その理由は中国と世界の国際関係にあると思う。
中国人は外国に行く際、たいていVISAが必要になる。
GDPが世界トップクラスだというのにも関わらず、中国の国際的な立ち位置は決して高くはない。


その事が結果的に中国人を閉鎖的な人種に止めさせているのかもしれない。


きっといつか変わる。
もっと彼らは変わっていく。


僕はそう思いたい。



あ、もう一つ中国を嫌いになりたくない理由があった。



20160808IMG_2295.jpg 20160808IMG_2296.jpg
中国で食べる中華料理は日本で食べる中華料理よりも安くて美味しい。

まぁ、そんな理由で中国を嫌いにならないっていうのもありだろう。
僕はそう思う事にした。




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6 Comments

あゆQ~  

丸がすきなわたしたち、O型。
なんでも丸くしたいっ!

人は、間違いをおかして経験して成長する。。shoくんがは感情的な人じゃなく、冷静に人をみれるから、素敵だよね~。

美味しい梨を食べれてよかったね。
嫌なことがなければ良いところを知ることができない、ぐらいすべては相対するからね。。
中国人みんながそうではないんだから。
一部の人で嫌いになるのはもったいない!!
Shoくんが中国を嫌いにならなくてよかった~(*´ー`*)

ちなみに息子はたぶん、手術、、、
ま、そのほうが安心だよね~心配だけど( TДT)

2016/09/07 (Wed) 19:58 | EDIT | REPLY |   

sho  

☆あゆきゅーん☆

僕も丸が好き!!!
できれば争いもなくおとなしく終わりたいんやけどなぁ…
でもそれも難しいのかもしれないっていう時もあるよね。

本当にあの女の人に出会えてよかったなぁって思った。
すごいいい人やったし、話もわかってくれたし。
あの人がおってくれたおかげで全部話がうまくいった気がするからなぁ。

息子!!!
手術になったんかぁ…まぁその方がいいよね。
うん。俺も手術したけど平気やったで笑
若いからいけるわ!!!!

2016/09/08 (Thu) 05:48 | EDIT | REPLY |   

masayo  

最近の記事を読んでいて、色々考えさせられました。
中国は好きにはなれないけど、中には、
shoさんを助けてくれるような優しい人もいるんですよね。
色眼鏡掛けたくないなってちょっと思いました。

とりあえず、一件落着でなによりです。
すねは相当痛んだでしょうが。笑


2016/09/08 (Thu) 11:59 | EDIT | REPLY |   

sho  

☆masayoさん☆

ほんとにねー、中国っていう国は。
面白いんですよ!!ほんまにすげーいい国なんですが、やっぱり一部がとても、あれでして。

でも、国際的な視点で考えれる人は本当に親切です!!
だから、日本で暮らしてる人とかはほんまに優しいなぁって思うんですよね。

すね!くそー!!!!

2016/09/09 (Fri) 01:43 | EDIT | REPLY |   

myu  

怖いわー

私だったら中国語も英語もできないから泣き寝入りになっちゃう( ノД`)シクシク…

全員が全員悪い人ではないんだろうけど。
マナーの悪さはどうにも受け入れがたい。
旧正月時期は中国の団体があふれてるから旅行避けちゃうもの。

2016/09/09 (Fri) 09:26 | EDIT | REPLY |   

sho  

☆myu☆

ほんまに言葉できてよかったぁってめっちゃおもったよー。
ねべぶーは日本語できれまくってたけどね笑

全員が悪い人じゃないんやけどねぇ…
でもやっぱり今回はひどかったなぁ。
悲しかったw

やっぱりあのマナーの悪さは…どうにかしてほしい!!!!

2016/09/10 (Sat) 00:06 | EDIT | REPLY |   

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