旅が怖くなる時がある。

**本日の内容**
・コロンビアの事件
・家族と一緒ということ



スマホの方はこちらの文字をぽちっとお願いします。
▼▼▼
旅丸ブログスマホ用応援ボタン

パソコンの方はこちらのボタンのクリックをお願います。
▼▼▼
にほんブログ村 旅行ブログ 世界一周へ
にほんブログ村

11月21日
〜ウッデバッラ〜


ヤコブは学校。
朝6時に起き、ヤコブを見送る。


ヤコブ『sho、またねー。いい子にしててねー。あ、迎えに来てねー』


ヤコブを迎えに行くのは13時半。
それまで僕は仕事をする。

ホーカンが起きてきたのは10時過ぎ。

ホーカン『へーいshoー。朝ごはんは食べた?アイムハングリー』


この家にくると、ホーカンの『アイムハングリー』は1日に5回は聞く。
ようするに、1日5食は食べるのを目にする。
最初の頃は
『あ、じゃあ僕も食べようかな』
なんて思い、ホーカンが何か食べるタイミングでビールを飲んでご飯を食べてた訳だけれど、よく考えれば僕とホーカンの体積も容積もまったく異なるんだった。


sho『僕はパンとキャビアを食べたからノーハングリー』


スウェーデンでの朝食は、パンとキャビアと決まってる。
スウェーデンで一番美味しいキャビア。
キャビアキャビアとなんども言ってるけれど、スウェーデンでチューブに入って売られているキャビアは、実は鱈の卵。

すなわちタラコ。
僕はヤコブに

sho『ヤコブ、キャビア好きでしょ?』

ヤコブ『うん。』

sho『寿司も好きでしょ?』

ヤコブ『大好きー!』

sho『日本ではお寿司にキャビアをのせるんだけど、食べない?』

ヤコブ『やだ。』

sho『好きなものと好きなものだよ?美味しいよ?』

ヤコブ『でもやだ』

sho『なんで』

ヤコブ『だって、キュウリが入ったシュークリームは美味しくないから』


確かに。
キュウリがシュークリームの中に入ったら美味しくはなさそう。
好きなものと好きなものを一緒に食べるのは必ずしも良い訳ではないという事なのか。


我が弟ながら理解力がなかなか激しくて感心します。

20161121IMG_8334.jpg
13時半になりヤコブを学校に迎えにいくと



2016112115178265_10210248553742792_4845335903814660663_n.jpg
囲み取材を受けました。


『どこからきたの!?』
『なにをしにきてるの!?』
『スウェーデン語は話せるの!?』
『“ありがとう”は日本語でなんていうの!?』


女の子たちはヤコブの同級生。
9歳なので日本でいうところの小学三年生。
スウェーデンでは8歳にあたる学年から英語を学び始めるので、まだこの子たちは英語が話せはしない。


ヤコブがクラスで一番英語ができるんだそう。

『shoは僕のbig brother』

ヤコブが女の子たちにそう説明してくれた。
すると

『だからヤコブは英語が得意なのね』

と言われたらしい。


ヤコブは僕と会話をするときは英語。
そして、家の中でも僕が滞在中は家族全員が英語を話してくれる。

僕がくる事で、ヤコブが英語を話す機会が増えているというのはありがたい事です。



家に帰り、僕はヤコブに動画編集の方法を教えてました。
ヤコブにある程度教えると、僕は自分のパソコンを使って仕事ついでにネットサーフィン。



するとこんなニュースを目にしました。


『コロンビアのメデジンで日本人男性が銃で殺害された』


メデジンは僕が今までに3度訪れている場所。
合計2ヶ月以上は滞在している、とても大好きな場所。
以前まではマフィアがいて、決して治安が良いとは言えなかったけれど、近年世界で最も革新的な都市に選出されるなど、状況がかなり改善された、穏やかで平和な場所。



その場所で日本人男性が銃で殺害された。



嘘だろ。
そんな事ある訳ない。


とは言い切れなかった。
世界を旅していれば
“そんな事ある訳ない”
という事が、起こりうるというのは僕も知っているから。


ニュースを読んでいくと、被害者の方の名前が出てきた。
22歳の大学生の方。



けれどそれ以上の情報はなかった。

僕がメデジンで出会った人の中に同じ名前の方はいない。
となると、ひょっとしたら旅人なのかもしれない。

僕はFacebookの友達検索で名前を検索してみた。


名前は何名か検出されたけれど、22歳男性という方はいなかった。
そして共通の友人も誰もなし。


という事は、旅行者ではないのかな。
留学をしている方なのかもしれない。


僕はなんだか気持ちがもやもやするままヤコブ達と出かける事にした。

20161121IMG_8337.jpg
ケーキ。
いったい何味のケーキなんだろうと思うような色。

20161121IMG_8338.jpg
ヤコブ『ほら、sho!美味しそうでしょう!』


え…と…はい…。


20161121IMG_8340.jpg
僕はこのケーキ。
普段ケーキなどは食べないのだけれど、僕はこの日の朝、自分のブログがランキングで一位になっているのを目にしていた。

その事をホーカンとヤコブに伝えると、せっかくなのだからケーキを食べようという話になり、一緒にケーキを食べる事にした。




ケーキを食べていると一つのメールが届いた。


『shoさん。お久しぶりです』


メールの相手はメデジンにいる僕の知人だった。


『ニュースはもう見ましたか?』


彼は僕にそう聞いてきた。


『うん。見たよ。名前も見てひょっとしたら旅人なのかなって思って検索してみたけど共通の友達が出てこなかった』


僕はそう伝えた。


『ニュースで出てる名前、実は違うんです。』



正しい名前で検索をすると、共通の友人が8人いた。


つながりは旅人達だった。


そのとき僕は、やっと自分の中で話がつながった。


学校を休学している大学生。
そして、世界一周に出ている方。
旅の最中に僕の友人達と出会い、一緒に旅をしてきた。
今日メデジンに到着したばかり。
昼間に外出したところ、強盗に襲われた。
そして銃で撃たれ、命を奪われてしまった。



僕は震えがとまらなくなった。
同じ旅人が、僕も訪れた事のある場所で、銃で殺害された。



その事実はあまりにも衝撃で、自分の中で受け止めるには大きすぎる出来事だった。


20161121IMG_8343.jpg
家に帰り夕食をとる。
夕食の間も僕はまだ自分の中でこの出来事を受け止めきれていなかった。



直接の知り合いではないけれど、同じ日本人の旅人。
そして僕の友人は彼と一緒に旅をしていた。

他人事じゃない。
僕にだってあり得る出来事。
僕だけじゃない。
すべての旅人にだってあり得る出来事。



旅をしていれば危険が起きるという事は常に頭の中にある。
ここは日本じゃないし、日本と同じ行動をとってはいけないという事もわかっている。



けれど、実際にそんな出来事が起きるというのは、頭の中で考えはあるものの、想定はできないもの。


僕はキューバで首絞め強盗の被害にあい、強盗というのが本当に起きるんだという事を頭の中で理解してはいた。
けれど、ドイツのオクトーバーフェスト会場にて再び首絞め強盗にあった。


気をつけていても事件や事故は起きるもの。


僕の友人が強盗にあったという話もよくきく。

スマートフォンをとられた。
パスポートを失った。
カバンが全部奪われた。


そんな事、結構な頻度で聞く。



けれど、僕たちはその時決まってこう言う

『モノは無くなってしまったけれど、命があったんだからよかったよ』


けれど、今回そんな事は言えない。
亡くなってしまった。

モノだけが奪われたのではなく、最も大切な命まで奪われてしまった。



僕は自分の旅を振り返った。


トラブルが多いかどうか。
めちゃくちゃ多い。
ここまでトラブルがある旅人を僕はあまり知らない。


命を落としてもおかしくなかったトラブルは。
ある。
キューバもそうだし、ドイツでの首絞め強盗ももしかしたら殺されていたかもしれない。
ナミビアの事故もそうだ。



僕もいつ命を落としてもおかしくない状況を経験していた。



そう考えるととても怖くなった。
旅をしている事が怖くなった。




無口になり、ソファーに座っているとヤコブが僕の横にやってきた。

20161121IMG_8347.jpg
特に何かを話す訳でもなく、学校の宿題をしているようだった。



sho『ヤコブ。どんな宿題?』

ヤコブ『算数だよ。sho、大丈夫?』

sho『なにが?』

ヤコブ『ううん。何かあったのかなって思って』

sho『大丈夫だよ。ありがとうね』


そう伝えると、ヤコブはまた宿題をはじめた。




ヤコブは僕の様子がおかしくなった事に気づいてる。
笑わなくなり、言葉も発さなくなった事をおかしいと思っている。
だから僕のところで宿題をしにきた。


20161121IMG_8349.jpg
宿題が終わり、ヤコブはトゥセを連れてきた。
そしてトゥセと一緒にソファに座り、僕が教えた動画の編集をはじめた。


sho『わからない事があったら言ってね。教えるから』

ヤコブ『オッケー。Big brother』

そう言ってヤコブは動画を編集。

僕はヤコブにもたれかかった。



すると、ヤコブが僕の頭をゆっくりと撫でてくれた。
何も言わずにただゆっくりと撫でてくれる。



あのニュースを見た後、はじめて心が落ち着いた。


旅が怖くなったあの気持ちはもうなかった。


僕は旅を通してヤコブに出会い、兄と呼ばれる存在になれたんだから。
旅が僕にくれたものはまだまだ他にもある。
数え切れないほどのものを僕は旅で得てきた。



今僕が旅を怖がってしまうのは、なんだか違う気がした。
僕は旅を嫌いになれない。嫌いになれそうもない。
そして、たくさんの人に旅を楽しんでもらいたい。




sho『ヤコブ。ありがとう』

ヤコブ『アイスクリーム食べようよ』



そう言ったヤコブ。
ヤコブは僕の手を握り、キッチンへ連れて行った。


そして椅子の上にのぼり、冷凍庫の最上段に隠されているチョコレートアイスクリームを取り出した。


ヤコブ『shoも食べるでしょ。お皿を二つ持ってきて』


ヤコブは僕がアイスクリームやケーキを食べない事を知っている。
だからケーキやアイスを食べようと僕に言う事はない。


けれど、今日は僕にそう言ってきた。



ヤコブなりに考えた結果なのかもしれない。
元気を出すためにはアイスクリームを食べるのが一番。


ヤコブはアイスクリームをお皿に盛ってくれた。



美味しいな。
アイスクリーム、美味しい。


そして元気になるな。



ヤコブありがとう。
僕は旅に出てよかったって思う。
ヤコブに出会えた事、ここでアイスクリームを食べた事。
そのすべてにありがとうって思う。


また会おう。
また何回も会おう。


スウェーデンで会おう。


日本で会おう。


世界中で会おう。


***********************
【タビイクアナウンス】


本申し込みがスタート!!
次の春に用意したプランはこちら!!
smalltabiiku.jpg
・タイ(タビイクの定番であり、一番人気プラン)
・タイトライアル(3泊4日の時間がない方でも参加できるプラン)
・ダイビング(タイでダイビングのライセンス取得プラン)
・カンボジア(タイからカンボジアへ移動する2カ国豪華プラン)
・インド(魅惑の国インド。衝撃度ナンバーワンプラン)
・ボリビア(一生に一度は行きたい“ウユニ塩湖”を訪れるプラン)
・クルーズ(世界中のダイバー憧れの海で豪華なクルージングプラン)


 
旅をしてみたいと思っているけれど、なかなか踏み出せない方が多いのが現実です。
けれど、一歩踏み出すとそこで待っているものは皆さんの想像をはるかに超えた素晴らしい世界です。
ぜひ、勇気を出して次の春、僕らと一緒に旅をはじめてみませんか?




☆申し込みはこちら
▶︎




本日もお読みいただきありがとうございました。
最後にクリックでもしていきませんか?


スマホの方はこちらの文字をぽちっとお願いします。
旅丸ブログスマホ用応援ボタン


パソコンの方はこちらのボタンをぽちっとお願います。
にほんブログ村 旅行ブログ 世界一周へ
にほんブログ村


▼▼僕が旅中に使用しているNo1宿予約サイトはこちら▼▼




予約時にお金もかからないし、キャンセルも無料の場合がほとんど。
現地到着時に支払いをするという方法なので、トラブルが起きない優れものです。
ここから飛んで予約してくれると、僕が太鼓叩いて笛吹いて小躍りしたりします。




▼▼僕の旅情報サイト【TABIMARU.COM】もよろしく▼▼
tabimarudottocom.png 
  

スポンサーサイト

スポンサーリンク

2 Comments

Chloe  

それでも旅がしたい。

メデジンの邦人殺害がニュースになった時、驚きました。

Shoさんがすごくお勧めしていた場所だったので、お知り合いではないかと気になっていました。そして、心を痛めておられないかと。

私も、住まいから20分の距離で、いつも利用している空港が爆破され、当日行く予定だった場所だったこともあり、ショックを受けました。

その後、国の威信をかけたかのような驚異的なスピードで修復工事を終わらせましたが、未だに、行くと多少の恐怖を感じます。

では、旅に出ないのかというと、それは違うと思います。

どこにいても、日本であっても、行動には責任と覚悟が要るし、「不測の事態」は日本でも起きます。

常に自分で判断し、しかし、前向きに、自分の視野を広げていきたいです。

Shoさんの旅がトラブルだらけであっても、旅を続けられること、応援しています。

2016/12/26 (Mon) 22:59 | EDIT | REPLY |   

sho  

☆Chloeさん☆

ほんと、僕もよく通っていた道で起きてしまった事件だったのですごくショックでした。
メデジンには僕も知り合いもたくさんいますし、みんなから『メデジンでこんな事件が起きてしまってごめんなさい』というメッセージをもらった時は本当に辛かったですね。

メデジンが悪いわけじゃないし、旅が悪いわけでもないですからね。
こういった事件が起きる事が悪いんですよね。

この事件が起きた事でメデジンへの旅行者の人が減ってしまう事がやっぱり悲しいです。
僕も近いうちにメデジンをもう一度訪れたいと思っています。
本当にすてきな場所ですので、またメデジンへたくさんの日本人の方が訪れてくれるようになればいいなぁ。

2016/12/27 (Tue) 15:52 | EDIT | REPLY |   

Add your comment