答えを求めるのではなく、考える場所の話《前編》【アウシュビッツ×ポーランド×世界一周】

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どうも、旅丸shoです。

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9月15日
~アウシュビッツ強制収容所~
20年前から一度は訪れてみたいと思っていたアウシュビッツ強制収容所。


その存在を知ったのは、多くの日本人の人と同じ社会の授業でした。


その場所へついに自分が行ける時がきたんや。
そう思うと、目覚まし時計よりも早く起きる、何やら遠足へ行く子供のような気持ちになっていました。



【負の世界遺産】
として知られるアウシュビッツ。


その場に訪れた人だから感じる事ができるであろう感情を僕も得る事ができました。




結論を先に言っておきます。

アウシュビッツ強制収容所は…

【答えを求めるのではなく、考える場所】


えらく抽象的な言い方になりましたが、この考えのもとにブログを書いていきたいと思います。


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アウシュビッツ行のバスは一日に何本も出てはいます。
しかし、できるだけ午前中のバスに乗るほうがいいと思います。
僕は朝8時25分発のバスにのりました。
電車で行くことも可能ですが、電車の駅は少しアウシュビッツからは離れています。

そしてこの行先に書かれている《OSWIECIM》というのは、ポーランド語なんです。
《アウシュビッツ》というのはドイツ語なんですね。

ポーランドにあるドイツの強制収容所なので、ドイツ語で知られるのが一般的のようです。


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バスは朝一で満員でした。
1時間40分程かかるのですが、席がなく立っている人もいました。
バスのチケットはチケットカウンターでもバスの中でも買えます。
前日に買っていれば座れるという事ではなく、バスが到着してから先に乗車した人が座れる方式です。


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バスをおりて緑が豊かな道をしばらく進んでいくと

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ここがアウシュビッツ国立博物館の入り口です。
世界遺産に認定されてるんですよ。

アウシュビッツ強制収容所というのは、一般的に知られている名前であって、世界遺産への登録名称は
"アウシュヴィッツ・ビルケナウ ナチス・ドイツの強制絶滅収容所(1940年-1945年)"
という名前です。
ドイツの強制絶滅収容所というのが後から追加されてるんです。
これは、ポーランドの中にある収容所だからポーランドが作ったものだと思われないように配慮をした形になっています。


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アウシュビッツ国立博物館で唯一の日本人ガイド、中谷剛さんに事前にメールを送りガイドをしていただけました。


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人数が10人以内の場合はマイクを使わないという事なのですが、それ以上になるとマイクを使用します。

理由としては、遺族の方なども訪れられる場所になる為そういった事に配慮をされてるという事でした。


では、アウシュビッツ国立博物館の中へ入っていきます。


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入場してすぐ有名なゲートが見えてきます。

【ARBEIT MACHT FREI】
これは『働けば自由になる』という意味のドイツ語です。

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もうご存知の方も多いと思いますが、『B』の文字が上下逆になっているのがわかりますか?
このゲートを作ったのは収容されているユダヤ人でした。
せめてもの抵抗の証として『B』の文字を逆にしたんではないかと言われています。

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アウシュビッツには第一と第二収容所があります。
一般的には第一収容所をアウシュビッツ。
第二収容所をビルケナウと呼んでいるようです。
まず最初にはいるのは第一収容所。
ここには28棟あり、13000名~16000名。
多い時には20000名が収容されていたという事です。

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アウシュビッツで犠牲になった人の数なんですが、正確な数字はわからないんです。
昔は400万人と言われていたようなのですが、現在は150万人と改訂されているんです。
しかしそれも定かではありません。
写真にある110万人が犠牲者になっている"JEWS"というのはユダヤ人の事です。
こう見ると、大半の犠牲者がヨーロッパの西はフランス、南はギリシャから連れてこられたユダヤ人だという事がわかります。

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これは列車から降ろされた時のユダヤ人です。
これだけ多くの人が列車から降りていますが、このうち75%から80%の人はこの日中にガス室で殺されてしまいました。

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これはユダヤ人の子供の写真。
子供という定義としては身長が120cm以下の人。
こういった子供は労働力にならないと判断され、全員殺されています。

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これが有名な《チクロンB》と言われるもの。
本来は殺虫剤なんです。
これが多くの人の命を奪ったガスのもとになるもの。 
1缶で人間150人の命を奪うといわれています。
ただし、その本来の用途は殺虫剤。
人間の場合はすぐに死ぬことはなく20分~30分程苦しむ事になりました。

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これは収容者から奪ったメガネ。

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義足や義手。
アウシュビッツで殺された人はユダヤ人だけではありませんでした。
義足や義手をしている身体的に障害を持った人も殺されています。

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これは食器です。
なぜ食器がこんなに大量にあるのか??
それは、多くのユダヤ人はまた新しい生活を送る為にここまで生活必需品として持ってきたからなんです。


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ユダヤ人が持ってきた鞄です。
ここに書かれているのは生年月日や名前、住所。

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こうやって名前や住所を書かせ、アウシュビッツから出る時には自分の荷物がどれかわかるようにしておくようにわざとしていたんです。
それは、収容者に自分たちは殺されるのではないと思わせる為でした。

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子供はこういった人形も持ってきていたんですね。

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これは大量の子供の靴。

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大人の靴は縦15メートル×横2メートルほどのケース2か所分程にぎっしりと詰まれていました。


また、写真はとっていませんが、女性の髪の毛。
女性の髪の毛は絨毯やジャケットの裏地、靴下などを作る材料にされていたそうです。
1850キロ分の髪の毛は使用されることなく、現在も展示されています。

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収容者が着ていた服です。
有名ですよねこの縞々模様の服。
これは、収容者が脱走した時にすぐにわかるようにこの模様にしていたんだそうです。

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これは収容者が着る服につけていたマークなんです。
このマークを付ける事で、誰がどういった人間のカテゴリーなのかをわけていたんですね。
なぜカテゴリーをわけないといけなかったのか?
これは、強制収容所内の中でも階級を形成する為でした。
この収容所にはドイツ人の犯罪者なども収容されていたんですね。

けれども、収容所内での階級としては一番上なのがドイツ人。
一番下にはユダヤ人やジプシーとされていました。

この階級ごとに、与えられていた食事や住居もことなっており、下にいけばいくほど死亡の確率が高くなっていました。

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奇跡的に生き残った人の写真です。
アウシュビッツから生還した人は10人に1人といわれています。
この写真は女性の写真なんですが、めちゃくちゃ痩せてるでしょ。

これ、きっちりカロリー計算がされてるんです。
人が2~3か月生きれるようなカロリーで食事を与えられてるんです。

なぜ、2~3か月なのか?

この時代、この収容所に入っている人達と人とは思っていなかったから。
労働する道具、消耗品として扱われていたんです。

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この二枚の絵。
この絵はアウシュビッツから生還した人が描いた絵なんです。
ここに描かれている人間。
二枚の絵両方に【監督】のような人が描かれていますよね?

しかし、この絵に描かれている人間はすべてユダヤ人です。

ドイツ軍はユダヤ人同士に管理するものとされるものを作ったんです。
なぜそうするのか?
それは、ドイツ軍兵士の精神的な苦痛を無くすためと言われています。

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これはジプシーの少女の写真です。
彼女たちは子供の時に人体実験で子供を産めない身体にされました。

ジプシーって何かわかりますか?
言葉ではよく耳にするけど、実際はなんなんだ?

ジプシーっていうのは、ヨーロッパで生活をしている移動民族の事なんです。
じゃあ、なぜジプシーがアウシュビッツに入ることになったのか?

ジプシーっていうのは定住しないんですよね。
なので、基本的には貧しいんですよ。
あちこちを転々としてお金を稼いでいくみたいな。

そういった人種を邪魔と判断したんです。

なぜだ?

ジプシーというのは当時、乱暴的で粗野で困ったやつらとしてレッテルを貼られていました。
そういった人種は戦争時、食料も限られているのに生きていられては迷惑だったんですよね。
なので排除の対象となった訳です。

そして、ジプシーの少女たちが子供を産めない身体にされたのは人体実験という事もありますが、これ以上ジプシーの血を増やさないためだという風にも言われています。


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多くの犠牲者の写真です。
本当に多くの写真がありました。
僕が入った棟以外にもきっと写真は飾られているのだと思います。


写真は笑顔で写りたいもの。


けれど、ここに収容されている人達は写真を撮る時だけではなく、最後の日を迎えるまで一度も笑顔になる事なんてなかったんやろうな。


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きっと収容者の目にはどんな晴れ渡った空もこんな色に見えていたんじゃないかなぁと思いました。


すいません。
めちゃくちゃ長くなりそうなので、前編後編にわけさせていただきます。

今日はここまで。

今回は写真をもとに資料や中谷さんから伺った話を記載させていただきました。
冒頭でお伝えした
【答えを求めるのではなく、考える場所】
に関しては、明日の記事で・・・

僕なりに感じた事なども書かせていただきたいと思います。


本日も拝読ありがとうございました!!

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8 Comments

半沢直樹  

最近毎日欠かさずポチっとしてますよ!
二倍返しだ!

2013/10/14 (Mon) 05:46 | EDIT | REPLY |   

たびじゅん  

勉強になります(>_<)

2013/10/14 (Mon) 09:43 | EDIT | REPLY |   

OGGY  

とても分かりやすかったです。
この場所に行かなければならないなという思いを強くしました。

明日の後編も楽しみです。

2013/10/14 (Mon) 13:51 | EDIT | REPLY |   

つじお  

やっぱ良いっすね、shoさんのそういう両面性。というか避けないところ。
ちょうど、プノンペンのキリングフィールドに行こうと想ってたところだったので、なおさら考えさせられますね。僕はそこで何を考えるんだろうなって。

2013/10/15 (Tue) 00:48 | EDIT | REPLY |   

sho  

☆半沢直樹さん☆

ほんまかいな!!!
でも、毎日コメントくれてるもんね(笑)

二兆倍返しだ!!!!

2013/10/15 (Tue) 02:42 | EDIT | REPLY |   

sho  

☆たびじゅん☆

おう。
君はたくさん学びたまえ!!!!
あほな事ばっかりゆーとるからな!!

2013/10/15 (Tue) 02:44 | EDIT | REPLY |   

sho  

☆おぎおぎ☆

OGGYにそういってもらえるとほんまやる気でる!!!!
僕ろくなコメント残してないのに…
おぎおぎやっぱり優しい!!
後編もしっかり頑張るです!!

2013/10/15 (Tue) 02:45 | EDIT | REPLY |   

sho  

☆つじお☆

ありがとうねぇ。
出発前から色々俺ら似てるところあったもんね。
きっと、つじおがポーランドを訪れてアウシュビッツに行くことがあったら、たくさんの事を考えさせられると思うよ。
俺も昔キリングフィールドにバイク走らせて行った事があるねん。
今のつじおとそんなに年が変わらん時やと思う。
またどんなことを考えたのか教えてくれな!

2013/10/15 (Tue) 02:52 | EDIT | REPLY |   

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