世界で一番好きなおじいちゃんの話【エルサレム×イスラエル×世界一周】

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どうも、旅丸shoです。

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10月21日
~エルサレム~
イブラヒムピースゲストハウスに戻ったのは18時半ごろ。


リビングに行ってみると、何人かが座って話をしてる。
一人の女の子が声をかけてきた。


『19時からイブラヒムおじいさんの家に行くんですけど、一緒に行きませんか?』




イブラヒムおじいさん。


僕が世界で一番会いたいおじいさん。



その方の事を少しだけ説明しますね。


まずはイブラヒムおじいさんが設立した場所の事をお伝えします。

イブラヒムおじいさんが設立した場所"イブラヒム ピースハウス”
ここは世界中のバックパッカーが一度は訪れたいと思う場所になりました。
ここはゲストハウスじゃないんです。

イブラヒムおじいさんの家。

泊まりたい人が泊まりたい時にやってきて、キッチンやベッドを使わせてもらえるんです。
キッチンには玉ねぎやジャガイモ、お米や卵なども用意されていて、そこに置かれているものは使ってOKなんです。
シーツや毛布も用意してくれ、洗濯機まで準備されている。
毎日誰かがご飯を大量に作ってはそれをシェアしてみんなで食べる。
特にやる事がない時はリビングでだらだらと過ごしても良し。



なんだここ?


なんでそんな事が可能なんだ??


ここは宿ではありませんので、宿泊代が決まってないんです。

宿泊代は寄付制となっており、毎日自分たちで宿代の代わりに寄付のボックスにお金をいれる仕組み。


こんな場所ないですよ、どこの世界にも。
だって、料金決まってないんやったらお金いれずに出ていく人だっていてもおかしくないもん。

でもね、ここに泊まる人はお金をきっちりといれるんです。

なぜか?

イブラヒムおじいさんの事を好きになるから。

イブラヒムおじいさんの口癖は
『Welcome !!! Eat!!!』

訪れる人みんなにたくさんのご飯を毎日作ってくれる。
そして、どんどん食べろとすすめてくれるんです。

そんな素敵なおじいさんに会える場所"イブラヒム ピースハウス”


僕はおじいさんに本当に会いたいと思ってたんです。
そして、色んな事を話してほしい。



けど、最近イブラヒムおじいさんは体調不良なんです。
だから、以前までは毎朝自宅からピースハウスまで歩いてきてたんですけど、最近は全然これてないみたい。


そのおじいちゃんに会いに家に行くお誘い。


もちろん行きたい。
だって、世界で一番会いたいおじいちゃんやもん。


という事で、7人でおじいちゃんに会いに行くことになりました。


一人の少女が
『Welcome』
と出迎えてくれた。


少女についていき、部屋に入るとそこには横になったイブラヒムさんの姿が。


イブラヒムさんは起き上がり、僕ら全員と握手、そしてハグをしてくれた。


new29-20131021.jpg 
『ようこそ、イブラヒムピースハウスへ。私はあなた達がきてくれた事に感謝しています』
そして、イブラヒムさんを囲んでお話を聞くことができました。


『ここではみんなお客さんではないんだ。友達でもない。ここにきた人はみんな家族なんだよ。だから、気を遣う必要もないし、色んな話をすればいいんだよ』


『私は今あまり元気がないんだ。本当は働きたいんだけどね。けど、足の調子があまりよくないから歩くこともできない。』


『私は平和活動で様々な国を訪れた事があるけど、日本にはまだ行った事がないんだよ。体調がよくなったら日本に行きたいと思ってるんだけどね。』


『ずっと平和になる為に活動をしてきた。けど、争いはなくならない。ユダヤ教もキリスト教もイスラム教も仲良くできるはずなのにね』


『私はクリスマスや正月が好きなんだ。クリスマスや正月は宗教に関係なくみんな楽しいものだろ?だから私は大好きなんだよ』


『本当にきてくれてありがとう。みなさんに会えたことを本当にうれしく思っています。そして、再び皆さんに会えるように願っています。私はまた必ず働けるように元気になります。だから、いつかまたイブラヒムピースハウスを訪れてください。』



『シュクラン(ありがとう)』


イブラヒムおじいさんは最初あまり元気がありませんでした。
けど、話をしているうちにどんどん元気になって、たくさん笑ってくれました。

僕たちにたくさんの写真を見せてくれ、いろいろな話を聞かせてくれました。

写真にうつるイブラヒムおじいさんは一緒に写っている人達と比べて小柄でしたが、とてもパワーにあふれているように僕は見えました。

そして、今目の前でベッドの上に座っているイブラヒムおじいさんもとても小柄ではありましたが、話をしてくれている姿はとても凛々しく、そして逞しく見えました。


この人は本当に平和を願っているんだな。


多くの人が平和な世界になる事を願っているだろうし、本当は争いなんてしたくないって思ってるんだと思う。
特にこの中東という地域は争いがとても多い。

イブラヒムおじいさんは長い間平和活動をしてきた。
だからこそ、問題解決の難しさを知ってるんだ。


僕はイブラヒムおじいさんが話してくれた内容で非常に感銘を受けた言葉がありました。

『神様は美しい。私はユダヤ・キリスト・イスラム・仏教の神様を見た事はないよ。
けど、神様は神様なんだよ。
神様はとても美しい。
そして、同じくしてあなた達もみんな美しいんだ。』






この言葉を聞いた時、自然と涙がこぼれました。


僕は無宗教であり、特にどの神様を信じてる訳でもない。
そやけど、神様はいてると思ってます。

初詣にいけば、神様へ今年一年の健康と幸せを願います。
教会にいけば、家族と友人、みんなとの楽しい生活がこれからも続く事を願います。
モスクにいけば、世界が平和である事とすべての人が笑いあえる世界を願います。


そう。
神様は神様なんです。

僕が思っていた事とイブラヒムおじいさんの話してくれた事が同じだった事。
それがすごくうれしかったんです。


僕はイブラヒムおじいさんのように立派な人格者ではありません。
でも、おじいさんが話してくれた言葉の意味が僕はものすごくしっくりきたんです。


本当に世界っていうのは不思議なもので、何かしら争いが起こってます。
その理由っていうのは僕にはよくわからんかったりする。
33歳にもなって全然わかってないっていうのもどうかと思いますが、でも宗教による争いが起こるっていうのはほんまによくわからんのです。


神様は神様。
それじゃだめなんかな。



そして、神様は美しい。
それと同じく、僕らもみんな美しいんだ。


その言葉は僕をとても励ましてくれました。
正直、僕は今の自分が好きかどうかを聞かれるとよくわからんのです。

僕は喜怒哀楽が激しい人間です。
喜ぶ時はむちゃくちゃ喜ぶけど、怒る時は自分では止められへんくらい怒ってしまう。
そして、それに付け加えて妬みや嫉み、僻みまで。
自分でもわかるんです。
『あー、今の自分めっちゃカッコ悪いな。
今の自分まったく魅力ないな』

って事が自分でもまざまざとわかる時がある。


そんな僕でも美しいと言ってくれてる。


恥ずかしさみたいなものも感じました。
ほんまに今のこんな自分が美しいのかって考えると、きっとそうじゃないって思うし。

けど、それ以上に感じたのはそう言ってくれたことに対する感謝でした。



おし。
明日からもっと自分じゃなく、人の事を考えれるようになろう。

それを気付かせてくれたイブラヒムおじいちゃんがやっぱり僕は大好きです。


new30-20131021.jpg
ありがとうイブラヒム。

本日の一枚


newfunkybabys223.jpg 
"いぶらひむ爺ちゃん"

本日も拝読ありがとうございました!!

リアルタイムは…【エチオピア ダナキルから帰ってきたよ!!アジスアベバ】!!

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2 Comments

トゥカン♂  

ルール

すべての神様仏様は美しいけど、教義が排他的なことが多いから宗教戦争が起こると思ってます。
「〇〇民族以外は動物以下」と言われたら〇〇民族以外の人は「な~に~!?」ですよ。
選民意識がすごくて見下してくる相手とは仲良くなれないですよ。
移民先の法律や文化を尊重せず、自分たちの都合や教義を優先する人たちとも共生は無理!って軋轢から戦争になったりするんだと思います。
残念だけどね。

2013/11/28 (Thu) 07:25 | EDIT | REPLY |   

sho  

☆トゥカンちゃん☆

ほんとそうですよね。
それぞれの宗教で信仰する事は全然悪いことじゃないと思うんですけど、なんかしら宗教同士ってなるとひずみが出てきてしまう世の中なんですよねぇ。

確かにユダヤ教の人は『ユダヤ教の人間以外は全員カス』みたいな見方をしている人が大勢いらっしゃるっていうのを聞いたことがあります。

お互いの宗教を尊敬する事は必要ないかもしれないけど、馬鹿にする必要もないし蔑む事もしなければなんも問題ないはずなんですけどね。
そううまくはいかないのですよね、悲しいことに。

2013/11/29 (Fri) 21:15 | EDIT | REPLY |   

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